2025.01.14 成績優秀者と個別塾

年が明け、当塾も節目の10年目を迎えることができました。今年もどうぞよろしくお願いします。先週から私立高校入試対策を始めたところです。一昨日今年度の最後のフクトを実施しました。フクト対策を受けていた生徒は今週から私立対策を始めます。以前にも書きましたが、私立対策の良い点は①自分が実際に受験する高校の問題なので取り組みに気合いが入ること②問題のレベルが自分の力に近いので解きやすいこと③中学内容の全範囲からの出題内容で総合力を磨けること、が挙げられると思います。この対策も当塾の初年度から実施していて、真剣に取り組むことでグンと実践力がついてきます。前にも書きましたが、ここからの2ヶ月が当塾のクライマックスと言えます。この時の解答用紙も私が毎回目を通してそこで見つかった弱点はすぐに次回の学習で補強していきます。1人1人に違う内容の課題を準備していくことはここでも続けていきます。残りの日数が少なくなるのでより有効な内容を考える必要があります。附属小の内部進学する生徒がもうすぐ試験を受けますが、その生徒にも9月までで小6内容を終わらせて、秋から過去問を解いてもらってきました。全部で10数年分解きました。附属中の入試問題は伝統的に算数のレベルが高く、中学内容の理解が必要と感じられる問題も毎年のように出題されます。一度日曜日に2時間ほど中学で習う相似の線分や面積の扱い方を特別に指導しました。これをしないと附属中の入試問題は解けません。これまでも補習等で授業料をいただいたことはなく、これも私なりのこだわりです。数学や理科や算数の質問はこれまでにも小倉高校や高専に合格した生徒からも沢山受けてきました。その時の対応として心掛けていることは生徒と同じ視線で問題を考えることと数学・算数の醍醐味である、気づく楽しさや解く楽しさを感じ、伝えるためにもまずは自力で解くことです。難問にもなるべく解説に頼らず、問題ごとの着眼点や難しいポイントなど、自分の解き方でリアルに伝えていこうと思っています。その際に難しく解かずに、なるべく優しく、美しく解きたいと思っています。私が高校生の時に矢野健太郎さんの数学の参考書で受けた印象や感動を今は私が生徒に伝えたいと思っています。個別塾は集団塾ではついて行けない生徒が通うところという昔の感覚から脱して、多様性を重んじる現在は個別塾こそ学力が高めの生徒がマンツーマンで指導を受けるところと認識していただければ幸いです。学力が高めの生徒は基本的に力や意欲を持っているので適切な指導を受けると爆発的な伸びを生じます。そのような指導も当塾はしています。向上心がある限り、成績の良し悪しにかかわらず、今より伸びたいが故の悩みや苦労を抱えていると思います。特に中3生に関して” この授業料でこの内容なのか “と良い方に驚かれるととても嬉しいです。” 若い時に苦労と貧乏は必ずしておくべき”と言われます。人間ができていくからという意味だと思います。勉強で苦労してみてそこを突破する喜びを感じることも素晴らしい経験になると思います。志のある人にはそれに見合った結果が必ずもたらされます。新年度に向けて自分のためのマンツーマン指導を受けたい生徒さんの無料体験をお待ちしています。