2023.06.26 夏到来
小学生の時に夏休みに東京から帰省していた親戚の子供をクワガタ取りに山に連れて行ったことがあります。朝の山は空気が澄んで気持ちよく、それらしい木を見つけて蹴るとボタッとクワガタムシが落ちてきます。クワガタムシやカブトムシは蝉のように飛んで逃げず、そのまま落ちてきます。滅多に出来ない体験がとても楽しかったようでその後も何度もその思い出を親に話していたそうです。デパートで見る1匹数百円~で売られているクワガタとは全く感覚が違ったと思います。竹を切ってきて竹馬を作って乗り回したり、アケビを採ったり、当時は小学校の校庭が開放されていたので小・中学生の混成チームをその場で作ってソフトボールを暗くなるまでしたり、夏休みの遊びの思い出は尽きません。冬の凧あげもよくしました。竹を切って作った竹ひごを縦と横に2本ずつ並行に十字になるように組んで周りを糸で繫ぐと8角形の凧が出来ます。その中心の竹ひごで囲まれた4角形の部分には紙を貼らずにくり抜いた状態にして中心に正方形の穴の空いた8角形の凧を作りました。小6の時の凧あげ大会で先生から皆の前で紹介されました。凧が揚がるかどうかは子供ながらに分かっていて、中に穴を開けても上がると思っていました。穴を開けた方が全面で風を受けるよりも、むしろ風の抜けで凧の挙動が安定すると考えたのです。予想通りよく揚がり、優勝しました。その後今まで私は穴の空いた凧を目にしたことが無く、当時としても斬新な発想だったと思います。分かることは感覚的なもので言葉にしてその通りには表せません。極意や奥義を身につけた人が新たな言葉を作るしかないと思います。既存の言葉では正確には表現出来ないはずです。誰もまだたどり着いていないものを表すのですから。しかしその新しい言葉は今度は他の人々には理解できません。どちらにしても神髄は正確には伝えられないものなのかもしれません。大事なものは目に見えないと言われます。もう一つ付け加えると大事なものは(正確な)言葉で表せないと思います。ここに来て学力を伸ばすという業を自分なりに掴めてきた気がしています。若いときから何となく会得できた気がしていましたが、当時はぼんやりだったものが今はハッキリとしてきています。感覚的なものなので言葉では表せませんが。一例として挙げると教室の空気をピンと張れない状態で中身の濃い授業あるいは質の高い指導はまず出来ないと思います。しかしどうしたらピンと張れるのかは言葉で説明できません。何事も心を集中して感覚を研ぎ澄まして研鑽していくうちに分かり、掴めるものだと思います。最終週を迎えた考査対策が終わると、今年も夏がやってきます。当塾の最大のアピールポイントである通い放題コースのスタートの時期となります。月~金の15:00~22:00の間何時間でも勉強し続けることが出来ます。プロフェッショナルな講義を受けて出来るようになるまでドリルで仕上げます。もし1度で出来るようになれなくても2度、3度と繰り返して克服できます。満足感、達成感に包まれる日々を送ることになると思います。当塾の定員(席に着ける生徒数)は通い放題の生徒数でほぼ決ります(残り数人です)。今年度から始めた添削指導も好評実施中です。7/21(金)~8/25(金)が1ヶ月分の授業料となります。8/11と盆休みの8/14,15がお休みです。合宿はなく、追加の費用は生じません。意欲さえ持っていれば大抵の生徒が飛躍して志望校に合格する通い放題にチャレンジをお待ちしています。まずは2週間の無料体験においでください。もちろん安定の一般コース(週1~6時間)も募集しています。