2023.09.11 向上心

バスケットボールの男子日本代表が素晴らしかったですね。この数年いろいろな競技の日本代表から大きな感動をもらい続けている気がします。選手一人一人の心がけや日々のトレーニング次第で素晴らしい結果を残せることを教えてくれます。観客は頑張る選手からエネルギーをもらい、選手は観客の応援からエネルギーをもらう、この相互作用こそがスポーツの魅力だと思います。物として残るわけではないけれど、その瞬間を共有した人の心にいつまでも残り、勇気づけてくれます。勉強もそうですが、スポーツもやってムダだったということは全くないと思います。さて、一足先に附属中が考査を終え、結果が出ました。一番の出世頭さんは学年1桁の順位にとうとう来ました。いま、沢山の生徒に実施している添削指導の第1号の生徒です。残りの4人もいずれも上昇傾向で将来に期待が持てます。実は7年前の秋に附属中3年の女子から理科と数学の苦手領域を克服したいとの希望を受け、その2教科を指導しました。次第に分からないところがなくなり、最後の考査は学年8位の自己ベストを記録して、確実に小倉高校に合格しました。合格実績に載っているR.Oさんです。今週、来週と考査期間は続きます。中3生にとっては残り2回です。一生懸命頑張って良い結果を残しましょう。通い放題の生徒は最後に自己ベストを更新して、未来を切り開いていくのが例年のパターンです。今年も後に続いて欲しいと思います。小倉北区内で” すらら ”を導入している塾が当塾だけなので” すらら ”の素晴らしさを本当に知っている人はまだまだ少数です。しかし壁にぶつかり、苦しんでいる生徒さんを救った事実も数少なくはありません。私が昔、紙教材だけを使っていた時代にテキストをそのまま使うのではなく、いろいろな問題集のコピーから切り貼りをして手製のプリントを毎回のように作り、使用していたことは以前書きました。高校時代に同じ理系クラスの仲良しだったI君は私の大好きだった矢野健太郎さんの書かれた数学の参考書である” 解法のテクニック ”が嫌いだったそうです。矢野先生は月刊誌の” 大学への数学 ”でも” エレガントな解法 ”というコーナーを受け持たれていたと思います。私は矢野先生の解き方の美しさやセンスの良さに惹かれていましたが、人によってこのように違うとは、と思っていました。I君は東京工業大学を目指している秀才でした。彼が見つけた原子番号40番までの彼流の語呂合わせは今でも覚えています。初めて聞かされたときは腹を抱えて笑いました。逆に私は当時からよく売れていたチャート式数学の文字でびっしり埋まった感じのレイアウトがあまり好きではありませんでした。このことからも分かることですが、実は紙教材はそれ自体に動きや変化がない事もあって生徒との相性にはかなりの良し悪しが存在します。私がしていた毎回の手製のプリント作成も、画一的な内容の問題集を組み合わせることで少しでも多くの生徒にそれぞれの個人差を乗り越えて理解・定着させて行くための手段だったのです。今はその作業を” すらら “がしてくれます。私はその先の段階に専念できています。昔よりもやることが2～3歩前進しました。当塾は小さな1教室だけの個別塾です。したがって基本的に1学年の上限があり、15人です。中3生は定員となりました。ただしご事情のある方はご相談ください。中2生も定員に近づきつつあります。以前も書きましたがこの学年は不思議なくらい粒ぞろいで頑張り屋さん集団です。出世頭さんもいます。小学生～中1生はあと数人今年度募集しています。個別に質の高いレクチャーが受けられる利点を活用して、全員を私が見ていきながら学力を伸ばしていくスタイルです。今年度得た好感触を元に、来年度は添削指導を更に拡充していく予定です。当塾に興味のある方は2週間無料体験にチャレンジしてみてください。無理だと諦めるのはまだまだ早いかもしれません。