2021.10.07 不登校の生徒さんへ
現在小、中学校合わせて不登校の生徒が全国で18万人います。様々な要因から不登校になってしまうようです。当塾にも今までに3人ほど不登校の生徒が通ってくれました。当塾は休憩時間がないので他の生徒との接触が生じないため、人目を気にせず勉強できること。常に教室内が静寂であることから落ち着いて勉強に集中できることなど、感受性が強く、繊細な神経を持っている生徒にとって居やすい環境でもあるかと思います。3人の中の1人は中1の夏前から不登校になり、週3日午前中だけ学校に通い、それ以外に支援センターで勉強を教えてもらっていたのですが、中2の夏前に当塾に来てくれ、月、火、木、金の週4日毎日3時間ずつ復習、予習を入り混ぜながら進めていきました。苦手な数学以外はそれほど苦労はせずに進み、国語と英語が強くなっていきました。中3からは理科、社会も取り入れて5教科全部で頑張りました。理科、社会も学校で進んでいるところまでのほぼ全てのユニットが終了しかけた秋には勉強に自信もついたのでしょう、完全に学校に復帰出来ました。公立高校の過去問でも英語は60点満点のうち毎回50点を超えるようになり、合計でも300点満点のうち200点を超えるようになりました。最終的には小倉西高校に合格できる点数をクリアしていました。自宅から出て勉強することができない生徒さんに対して” すらら “での自宅学習が出席扱いとして認定されることが可能になりました。今までに全国で8割ほどの生徒が認定されています。不登校で悩んでおられる方はお尋ねください。生徒さんの未来を拓くキッカケになれればよいと思います。さて、いよいよ正念場の秋が来ました。毎年のことではありますが、ここから日々の気合が高まっていきます。当塾では日頃からAI搭載型のドリルで鍛錬して筋肉質な学力の養成に努めていますが、最後の仕上げは私の力で行います。当塾の特徴の一つは一人一人に違う課題をやってもらうことと、それに伴う質問対応をガチンコ対応で行うことです。小倉高校や高専等の志願者になると解からない問題もそれ相応のレベルですが生徒が解く問題数も多いため一人一人の全ての課題をあらかじめ予習しておく時間は取れません。課題づくりは9:00に始めて昼休みを挟んでも15:00までに終わらない日の方が多いです。過去問や予想問題を使いながら毎日生徒の答案を見て、必要な手立てを講じます。弱点を一つずつつぶしていく作業が入試前日まで続きます。質問に対してはその場で対応します。質問は何から持って来てもOKです。入試が近づいてのわからないところの質問は数学、理科の思考力が必要な分野に集中しがちで初年度から彼らに鍛えられてきた面があります。手広く様々な問題を提供することで対応が複雑になるため自ら首を絞めているように見えると思いますが、このスタイルがその日の課題をその日に組むことと共に私がこだわってきたものです。生徒の多様性にしっかり対応して伸ばしていくことにやりがいを感じています。各々の志望校に合格するレベルに達するまでトレーニングを続けるので、ほぼ全員が志望する公立高校に合格してきました。この感動は経験するとハマります。来年も春の合格発表で何人かのお母さんが嬉し涙を流すことになるかもしれません。そうなってもらえるように頑張っていきます。