2024.01.28 レクチャーの持つ力

年が明け、開校してから9年目を迎えました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。私が中3生だったちょうどこの頃毎日のように職員室に行って数学の質問をしていました。数学のO先生がクラスに用事があるときは帰ってくるまで先生の机で勉強していました。力試しに有名私立の過去問をよく解いては質問していました。O先生はいやな顔一つせずに対応してくれ、私は先生のことが大好きでした。髪の毛が逆立っているのであだ名が ” ヤマアラシ ”でした。その後附属中学に赴任されたと耳にしました。中学の卒業文集には ” 数学の先生になって母校で教えたい。” と将来の夢を書きました。大学生の時、ボート部の試合で大濠公園に行ったとき、1歳年上の同級生のF君から ” 中川は中学の先生に向いとるの。少し荒れた中学で活躍しそうだ。” と突然予言のような言葉をかけられました。結構当たっているような気がして悪い気はしなかったことを覚えています。今は塾の先生になって、自分の理想を追求しています。当塾には決まったカリキュラムがありません。生徒によって内容は違います。同じ生徒でも日によって教科や時間配分は違います。毎日オーダーメイドな仕様で既製品ではありません。課題作りには可能な限り時間を費やしています。当塾には講師がいません。質問担当を私が受け持っています。あらかじめ定まったカリキュラムが無く、講師もいない状況でどのように生徒は学力を高めていくのだろう。あるいは成績を上げられるのだろうか。そのような疑問や不安が開校時から当塾に持たれていたと思います。保護者からそのような問い合わせや質問もしばしばお受けしてきました。当塾にある決まり事は週に学習する時間数だけです。通塾の時間帯を定めないが故に時間的な無駄が省けます。時間調整をしなくていいからです。カリキュラムを固定化しないが故に生徒の特性にフィットします。数学の苦手な生徒には数学を多めに、復習も取り入れた内容になり、英語が苦手な生徒には同様に英語の比重を高めます。理科・社会が苦手なら理科・社会を毎日組み込みます。生徒にとって最も必要な学習内容を毎回提供できるのです。講師はいませんが、質の高いレクチャーが受けられます。株式会社すららネットさんの言葉を借りると ” まるでカリスマ講師がそばにいるみたい ”　という感じです。前にも書きましたが、個別に講師のレクチャーが受けられることは当たり前のようであって意外と現実にはあまりない環境です。レクチャーをするためにはかなりの力量が必要です。生徒が問題を解くことからスタートしていくことが普通です。レクチャーの後に続くのが生徒の学力に合わせて問題の難易度を変化させながら最後は出来るように持って行くドリルです。最新の科学の力を最大限活用した教材といえると思います。これらのベースとなる学習に希望者には分厚いワークの添削指導を加えています。添削指導の効果は私の想像を遙かに超えたものになっています。” すらら “とワークの添削指導、これが現時点での最強のタッグだと思っています。近い将来の塾としてその融合した形の完成を目指しています。これらの学習の根本となる土台は” すらら ”によるレクチャーを受けることにあります。最低限の学力が必要とされることも事実です。成績不振で悩んでいる生徒さんだけでなく、学校の中堅どころかやや上位ながら伸び悩んでいるという生徒さんにもドンピシャにはまるかと思います。時間数が確保されれば伸びない生徒の方が少数派というレアな塾です。結果を出すことにはかなり自信を持っていますので、新年度からのスタートを考えている生徒さん、保護者さんは一度無料体験においでください。レクチャーの持つ力を確認出来る良い機会だと思います。